ブラック・ヒルズ / BKH / 予想配当利回り5% / 弱気 / 配当王:23年4Q決算と今後の株価見通し(Black Hills)

Ticker: BKH / 3102文字 / 所要時間7分程度 / 弱気

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サマリー

  • ブラック・ヒルズ(BKH:予想配当利回り5%)は米国を拠点とするエネルギー企業で、規制対象の電気事業、ガス事業、発電事業、採鉱事業を通じて事業を展開している。
  • 同社は2024年2月7日に23年度第4四半期決算を発表している。
  • また、同社は過去52年間連続して増配を実施しており、米国株配当王の一角を担っている。

ブラック・ヒルズの概要

セクター:公益事業(規制産業)

現在の株価:52ドル

時価総額:35.5億ドル

弊社算出の一株当たり本質的価値:25.1229ドル

安全マージン:-107.45%

過去5年間の配当成長率:5.40%

配当落ち日:2024年2月15日

配当支払い日:2024年3月1日

予想配当利回り:4.99%

過去5年間の売上高成長率:4.50%

過去10年間の売上高成長率:1.80%

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ブラックヒルズ(BKH)は米国を拠点とするエネルギー企業で、規制対象の電気事業、ガス事業、発電事業、鉱業事業を通じて事業を展開している。

そして、これらの部門は、米国中西部および山岳地域の各州で事業を展開している。

同社の顧客には住宅、商業、工業、自治体の消費者等、幅広い顧客層が含まれている。

また、同社の売上高の大半は公益事業グループ、特に電気事業から得ている。

ブラック・ヒルズの収益と成長に関して

ブラック・ヒルズ(BKH)の第4四半期の非経常損益項目を除くベースでのEPSは1.17で、第3四半期の0.67に比べ、好調な業績を報告している。

1株当たり売上高も伸びを示し、第4四半期は8.673となっている。

全体として、第4四半期の業績は第3四半期を上回り、収益成長においてポジティブな傾向を示している。

加えて、長期的なパフォーマンスを見ると、同社株の非経常損益項目を除くベースでのEPSの過去5年間の年平均成長率(CAGR)は7.11%で、過去10年間の年平均成長率は5.10%となっている。

この一貫した成長は、同社が長期にわたって株主のために価値を生み出す能力を有していることを示している。

また、今後10年間の同社の業界の成長予測は楽観的であり、同社が市場でのプレゼンスを拡大し、成長機会を活用するための好環境を提供していると言える。

さらに、財務レバレッジの過去の水準を見てみると、同社が健全なバランスシートを維持しながら、さらなる成長の余地があることを示唆している。

全体として、ブラック・ヒルズは投資家にとって持続的な成長と価値創造を提供する可能性を秘めているように見える。

ブラック・ヒルズの配当に関して

ブラック・ヒルズ(BKH)の過去5年間の配当成長率は5.40%、過去3年間の配当成長率4.80%と、長年にわたり安定した配当成長を示している。

また、同社のEBITDA純有利子負債倍率は5.96倍と健全で、強固な財務体質を示している。

加えて、同社の予想配当利回りは4.99%と魅力的な水準にある。

直近の四半期では、同社は0.65ドルの一株当たり配当を発表し、また、同社は過去52年間連続して増配を実施しており、米国株配当王の一角を担っている。

同社の配当実績をセクターと比較すると、同社の配当成長率は競争力があり、同社の予想配当利回りの水準は、配当収入を求める投資家にとって魅力的であると言える。

安定した財務状況と配当成長へのコミットメントにより、ブラック・ヒルズは、安定した配当収入と潜在的な成長を求める投資家にとって魅力的な選択肢であり続けているように見える。

予想配当利回り:4.99%

配当性向:64%

配当カバレッジ・レシオ:1.57

過去5年間の配当成長率:5.40%

EBITDA純有利子負債倍率:5.96

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ブラック・ヒルズのバリュエーションに関して

ブラック・ヒルズ(BKH)は現在、実績PERで13.3倍、株価売上高倍率で1.5倍、EV/EBITDA倍率で10.66倍で取引されている。

また、弊社算出の一株当たり本質的価値は25.12ドルである一方で、現在の株価は52.12ドルと、著しく割高であるように見える。

さらに、PEGレシオは9.5という高水準となっており、割高感を示唆している。

加えて、これらの指標を過去の平均と比較すると、株価売上高倍率とEV/EBITDA倍率は5年平均と10年平均より高く、株価が割高である可能性を示している。

しかし、実績PER は過去の平均と同水準となっている。

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ブラック・ヒルズのリスクとリターンに関して

ブラック・ヒルズ(BKH)のリスク評価分析では、投資家が投資決定を下す前に考慮すべきいくつかのポイントを取り上げたい。

まずマイナス面では、同社は一貫して新規債務を発行しており、過去3年間で長期債務が大幅に増加している。

さらに、同社の総資産は売上高を上回るペースで増加しており、潜在的な非効率性を示している。

売上総利益率は長期的に低下傾向にあり、インタレスト・カバレッジ・レシオは望ましい水準である5を下回っているため、財務上の苦境に陥るリスクが高いことを示している。

加えて、営業利益率は過去5年間低下しており、投下資本利益率は加重平均資本コストより低く、資本利用の非効率性を示唆している。

また、アルトマンのZスコアは0.87で、今後2年以内に倒産する可能性を示唆している。

一方で、プラス面では、ベニッシュMスコアが-3.16で、同社が利益操作をしている可能性が低いことを示している。

さらに、株価のPBRと予想PERは10年来の低水準に近く、配当利回りも10年来の高水準に近いため、バリュー投資家には魅力的に映るかもしれない。

ブラック・ヒルズのインサイダー活動

ブラック・ヒルズ(BKH)のインサイダー取引分析によると、過去12ヶ月でインサイダーによる同社株式の買い付けはなかった一方で、売却は1件確認されている。

ただし、インサイダーによる同社株式の保有比率は僅か1.75%である点にはご留意いただきたい。

一方、機関投資家の保有比率は73.60%と比較的高く、機関投資家からの関心が非常に高いことを示している。

このことは、ファンドや金融機関などの外部投資家が、同社の将来性に肯定的な見通しを持っており、同社株式を積極的に保有していることを示唆している。

全体として、インサイダーと機関投資家の保有比率の傾向分析から、ブラック・ヒルズに対するセンチメントはまちまちであり、機関投資家に比べてインサイダーの関与が少ないことがうかがえる。

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ブラック・ヒルズの流動性に関して

ブラック・ヒルズ(BKH)の流動性は比較的高く、前営業日の出来高は1,534,786株、過去2ヶ月間の1日平均出来高は613,738株となっている。

これは、同銘柄が活発に取引されており、円滑な取引を促進するのに十分な取引量があることを示している。

また、ダークプール指数(DPI)は54.15%となっており、同社株式の取引活動の大部分がダークプールで行われていることを示唆している。

※ダーク・プール指数は、ダーク・プール(私設取引所)内において、同社株式がどの程度取引されているかを示すものであり、注目すべき指標の1つである。DPIが高いほど、より多くの取引が公的な取引所ではなく、ダークプールで執行されていることを示す。

これは、ある程度の機関投資家の取引活動を示す可能性がある一方、市場の価格発見と透明性に影響を与える可能性もある点にはご留意いただきたい。

全体として、ブラック・ヒルズは十分な流動性と取引活動があるように見えるが、投資家はダークプール取引が価格効率と透明性に与える影響を考慮する必要があるだろう。

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アナリスト紹介

イアニス・ゾルンパノス
拠点:キプロス
セクター:北米高配当銘柄、テクノロジー

ゾルンパノス氏は、詳細なビジネス分析を通じてデューデリジェンス・プロセスを向上させることを目的とした株式市場調査プラットフォーム、「Yiazou Capital Research」の創設者。以前はDeloitteとKPMGで外部監査と内部監査、コンサルティング業務に従事。公認会計士資格を保有し、ACCAグローバルのフェロー・メンバー。また、英国の一流ビジネススクールで学士号と修士号を取得。

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